« 熱く生きてりゃ傷がつく | トップページ | ファンタスティック・ワールド »

2008年3月 5日 (水)

日本HP(ヒューレット パッカード)の情けない失態 個人情報流出

良くあるメールの書き出しに「突然のメールで、失礼いたします」というのがあるが、私はどうもしっくり来ない。なぜなら、メールというのは突然来るのが当たり前のものだからだ(笑)。……は、ともかく。先日、日本HP(ヒューレット パッカード)から送信されてきた突然のメールには、ちょっと驚かされてしまった。以下、部分引用する。

-----<ここから>-----

お客様各位

         お客様情報流出に関するお詫びとお知らせ

謹啓 時下益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。

このたび、弊社がホームページ上で実施しましたキャンペーンおよびセミナーアンケート等のために2007年1月31日から2008年2月18日までに登録されたお客様の情報を含むファイルの一部が、2008年2月13日から2月20日までの間インターネットからアクセス可能な状態にあったことが、判明いたしました。これにつきまして、2月29日朝刊の新聞にて社告を行うとともに、以下の内容を弊社ホームページ上で公表しております。

http://www.hp.com/jp/oshirase

弊社内の調査により、上記お客様情報の中に、あなた様の情報が含まれていることが判明いたしましたので、お知らせいたします。

お詫び状を電子メールでお送りすることは失礼かとは存じますが、できる限り速やかにお客様にご報告するために、このメールを送らせていただきました。住所をご登録いただいている場合には、郵送によるお詫び状も送付させていただきます。お客様のお手元に届くまでに時間を要しますが、ご了承ください。

-----<ここまで>-----

……うーむ。「ご了承」出来かねる(笑)。全く人をバカにした話だ。どのへんが「バカ」かというと、情報が流出していたのを発見したのが「一人の奇特なユーザー」だという所だ。日本HP社は、客から指摘(好意による連絡)を受けるまで、何も知らずに個人情報をネット上にダラダラと垂れ流していたらしい。IT産業を牽引するはずの大企業がこのざまでは、バカとしか表現のしようがない。システム構築の素人集団なんだろうか?

この辺の技術的なお詫びが微塵も見られない辺りが「技術屋」として恥ずかしいし、恥ずかしいからこそ、何も語れないのだろう。ハッカーやクラッカーの攻撃を受けての結末であれば同情も出来るが、自ら「情報を公開していた」わけだから、バカ呼ばわりされても弁明できないと思う。

今回流出したのは、キャンペーンに応募したりした人の個人情報とのことだが、2007年1月31日から2008年2月18日までの約1年分というと、かなり膨大な情報量となるはずだ。「曖昧な日本語」で丁寧に陳謝しているが、不祥事の内容が内容だけに、日本HPのブランドイメージの失墜と業績の急落は避けられないと思われる。

反省とかお詫びと言うより、この程度のレベルの会社にはIT産業を担って欲しくないと思う。バカな企業がこのような産業を行うと、社会的影響が非常に大きいので、正直言って迷惑なんです。謝らなくて良いから、私の個人情報を返してください!

……ああ、こんな不愉快なメールは、生まれて初めてでした。エロサイトのジャンクメールの方がよっぽどマシ……っていうか、日本HPのような失態を犯す企業から流出したメールアドレスが何処かで売られて、きっとジャンクメールが発生するのだろう。

畜生!不愉快だ。怒りが収まらない。HP(ヒューレット パッカード)のパソコンや周辺機器なんか、死んでも買わないし、身近な人にも買わないことを奨めよう。HPに「お客様登録」なんかしたら、大切な個人情報がどのように扱われるか空恐ろしいし、自ら危ない橋を渡ることも無いもんね。かといって、お客様登録しなければサービスを受けることは不可能なので、もはやHPは商品購入メーカーの選択肢として「除外」せざるを得ないというのが、消費者としての正直な意見だ。

|

« 熱く生きてりゃ傷がつく | トップページ | ファンタスティック・ワールド »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/313160/10979851

この記事へのトラックバック一覧です: 日本HP(ヒューレット パッカード)の情けない失態 個人情報流出:

« 熱く生きてりゃ傷がつく | トップページ | ファンタスティック・ワールド »